ファクタリングのトラブルの相談

ファクタリング取引は、基本的には貸金業法等の法規制を受けません。種々の法規制を受けない理由は、ファクタリング取引が売掛金の売買であって、金銭の貸付ではないからです。したがって、ファクタリング事業として取引を行ったとしても、仮に、その取引が、客観的にみて、金銭の貸付の実質を有する場合には、当然のことですが、貸金業法上の登録義務や利息制限法の上限規制等の種々の法令の適用を受けます。
そして、ある取引が、売掛金の売買に当たるのか、それとも金銭の貸付に当たるのかは、基準がないため、一義的には判断できないことがほとんどです。ですから、その取引がファクタリングに当たるのかどうかは、当事者間において金銭の交付にあたって返還合意があったと解釈すべきなのか、それとも売掛金の買主であるファクタリング業者がしっかりとデフォルトリスクを負う形で買い取っているといえるのか等、形式はもちろんのこと、実質も債権の売買といえるのかということを考える必要があり、法的な知識を要します。
取り扱い分野
- 契約書作成
- 債権回収アドバイス
- 運用方法の検証
- スキーム検証
- ファクタリング契約書のレビュー
- 最新の契約書動向の情報共有
- ファクタリング事故対応 等
その他のご相談にも柔軟に対応いたします。

よくある相談事例
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お客さんから売掛債権を買い取り、その集金業務を委託しました。買い取った債権の支払い期限が過ぎても、お客さんから集金したお金が支払われません。以前にも同じようなことが起きてしまったことがあり、今後、このようなときに困らない対策を教えて欲しい。
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お客さんから買い取った売掛債権に、譲渡禁止特約が付いていました。このような債権を買い取ってしまった場合に、何かリスクはあるのか。また、このような場合に困らないようするための対策はあるのか。
フォレストが選ばれる理由
- 弊事務所は、事業者様を対象として、法的サービスを提供させて頂いておりますので、迅速に対応させて頂くことが可能です。
- ファクタリング取引に関する法務サービスのこれまでの実績から、様々なノウハウを保有しておりますので、これらの実績による専門的知見に基づく最適な契約内容のご提案させて頂きます。
- ビジネスの全体像を把握するために、詳細なヒアリングを実施します。その上で、問題となりそうな点については、しっかりと修正させて頂き、それに加えて、実際に事件に発展してしまった過去の事件についても詳細に分析し、クライアント様にはトラブルが降りかからないよう入念に対応いたします。
解決実績
「ファクタリング」の事件の解決実績を一部ご紹介いたします。
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ファクタリングの解決事例1
会社の取引が知らないうちに刑事責任を問われたり、利息制限法との関係で民事裁判になるような事態を招かないよう予防したい
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